タイトル:アルトのタイヤ選びで迷ったら? プロが教える「失敗しない」見極め方

1. アルト はどんな車?

1979年の初代誕生以来、誰でも気軽に安心して乗れる「軽自動車のスタンダード」として世代を超えて愛され続けてきたクルマ、それがアルトです。 現行モデルは「気軽」「安心」「愛着」をコンセプトに開発され、丸みを帯びた親しみやすいフォルムや、デニム調のシートなど、毎日の生活にすっと馴染む心地よいデザインが魅力です。さらに、マイルドハイブリッドを搭載することで、軽自動車トップクラスの圧倒的な低燃費を実現しています。

まるで履き慣れたスニーカーのように、毎日のお出かけを支えてくれるアルト。だからこそ、その「気軽さ」や「お財布への優しさ」を台無しにしないためには、クルマの性格に寄り添ったタイヤ選びがとても重要になってきます。

2. この車ならココを見る! タイヤ選び3つのポイント

アルトの持つ「経済性」と「身近さ」を最大限に引き出すために、ぜひ意識していただきたいタイヤ選びのポイントを3つ解説します。

① 燃費・環境性能:軽トップクラスの経済性を無駄にしない
アルトのハイブリッド車は、WLTCモードで28.2km/Lという驚くべき低燃費を誇ります。 毎日乗るクルマだからこそ、ガソリン代はできるだけ抑えたいですよね。この素晴らしいエコ性能を100%引き出すには、「転がり抵抗」を低減したエコタイヤが必須です。少ないエネルギーでスルスルとよく転がるタイヤを選ぶことで、給油の回数が減り、より気軽にあちこちへドライブに出かけられるようになりますよ。

② 乗り心地・快適性:超軽量ボディの「跳ね」を優しくなだめる
アルトは基本設計が非常に優秀で、車両重量が約680kg〜760kgと、現代のクルマとしては信じられないほどの「超軽量ボディ」を持っています。 車が軽いことは燃費や加速にとって大正解なのですが、足回りに硬すぎるタイヤを履かせてしまうと、マンホールや路面の継ぎ目で車体がピョンピョンと跳ねやすくなってしまいます。そこで、ゴムがしなやかで路面の凹凸を優しく吸収してくれる「スタンダードタイヤ」「コンフォートタイヤ」を選ぶのがおすすめです。突き上げ感がマイルドになり、いつものお買い物ルートがグッと快適で心地よい空間に変わります。

③ 安心感・ウェット性能:毎日の「気軽な足」を安全で守る
「安心」をコンセプトに掲げ、充実した安全装備を持つアルト。近所のスーパーや駅までの送迎など、どんな天候の日でも活躍するクルマです。 だからこそ、雨の日の滑りやすさをカバーしてくれる「ウェットグリップ性能」の高いタイヤに注目してみてください。ヒヤッとするような急な雨や、水たまりのある交差点でも、ブレーキを踏んだ時にピタッと止まってくれるタイヤを選んでおけば、同乗するご家族にも安心感を与えられ、毎日の運転がもっと心強いものになります。

3. 純正サイズと購入時のアドバイス

現行モデルのアルトは、ハイブリッドXには14インチアルミホイール、ハイブリッドSやLには14インチフルホイールキャップが採用されており、基本的には14インチが主流となっています。

ただ、アルトは40年以上続く非常に歴史の長いクルマです。年式や型式、さらにはバンタイプか乗用タイプかによって、13インチや12インチといった全く異なるサイズが装着されているケースが多々あります。

そのため、タイヤを新しくする際は、「必ず今ご自身のクルマに付いている現車のタイヤ側面の数字を確認すること」を強くおすすめします。 ネット通販などで「アルト用」として売られている格安タイヤをそのまま買ってしまうと、「いざ付けようとしたらサイズが小さくて(大きくて)入らなかった!」という失敗が非常に起きやすい車種でもあります。注文前のほんのひと手間で防げるトラブルですので、ドアを開けたところにある空気圧シールか、実際のタイヤの足元を忘れずにチェックしてくださいね。